袋の機能から選ぶ

袋は、「何を入れるか」「入れる量」「形」等がわかると、どのような袋にするかが決まります。
こちらのページでは、プラスチックの袋にはどのような機能があるか、主なものをご紹介します。

1. 高透明

ポリサンドラミネートやドライラミネートに比べて、共押し出し製法の複合フィルムには、圧倒的な透明度があり、内容物を美しく見せる効果があります。

クリロン化成社の「彊美人」などの規格袋や特注袋を使うことによって、満足のいく透明度を出せると思います。

2. 高強度(冷凍)

ポリサンドラミネートやドライラミネートを作った場合、低温強度は−15度程度ですが、共押出し製法の複合フィルムでは−40度と圧倒的な低温強度があります。

3. 高機能(真空・脱気)

ポリサンドラミネートやドライラミネートではフィルムに硬さが残りますが、共押出し製法の複合フィルムでは、接着剤や硬いポリエチレン(LLDPE)を使わないため、圧倒的なしなやかさがあります。真空袋・脱気袋でも多数採用されております。

4. レトルト

レトルト殺菌では、内容物によって異なりますが、容器(袋)に120℃で4分間、またはそれと同程度の熱がかかる状態に加圧加熱して殺菌します。この加熱殺菌により、一般的な食中毒細菌を殺菌できるとされております。(無菌になるわけではありません)

また、袋内に空気が残存していると、熱伝導率が悪く、殺菌効率が低下してしまったり、加圧時に袋が破れてしまう場合があり、しっかり脱気することも必要です。そのため、袋詰の際にしっかりと脱気包装・真空包装を行える袋にする必要があります。

5. 脱臭・消臭

消臭袋と言うとポリエチレン単体の袋が大半でしたが、消臭効果のあるポリエチレンを使いラミネートすることによって、アンモニアや硫化水素などの悪臭を取りのぞくことができます。

6. 再開封(チャックジッパー)

パッケージを開けた後も簡単に再封でき、必要な量に応じて内容物を無駄なく使うことができます。

テープ状に形成されたチャックテープを、単体フィルム・ラミネートフィルムを問わず溶着・接着しながら袋を作っていきます。規格チャック袋を使用中でチャック部分での不具合がある場合には、用途に合わせたチャックテープを用意しています。

7. 自立・スタンド

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自立して商品の陳列効果を高めます。

野菜用の内側が野菜から出る水蒸気で袋内側が曇らない袋(防曇袋)、袋の内部を密封して袋外側の酸素・湿気・紫外線の侵入を防げる袋。用途によってご提案させていただきます。

8. 注ぎ口・スパウト

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スポーツ飲料などでお馴染みのスパウトパック。既存の飲料ボトルや缶に比べて環境問題、 廃棄処理問題に十分配慮された『地球にやさしい』容器です。

規格袋の販売・オリジナル印刷袋の作成・これらの袋への充填、充填後のスパウト部シュリンク加工、すべてお任せください。

9. バリア性能(ラミネートフィルム)

包むということは、内と外とを区別することです。湿気、光、力、空気といった要因から内のものを守るためであり、包むもの(包装材料)には必然的に外の要因を遮断して内のものを守り、品質低下を防ぐという働きが要求され、このような働きをバリア性といいます。

空気中の酸素、窒素、二酸化炭素、水蒸気といった気体は、食品や医薬品の鮮度保持や品質に大きな影響を及ぼしており、包装材料にもこれらの気体のバリア性が求められます。

古くは瓶詰や缶詰という方法で内容物を外気から遮断、密閉することで、長期間にわたり保存できるようになりました。20世紀に入りプラスチックが発明されると、包装材料として用いられるようになりました。これに伴い、気体バリア性に優れたプラスチックが開発され、食品だけでなく化粧品、医薬品の包装材料として、私たちの暮らしを支えています。

下表は、各種ラミネート包材のバリア値と特徴をまとめたものです。クリックするとPDFで表示できます。

酸素バリア

例えば、一般的なプラスチックであるポリエチレン(PE)と、ガスバリア性に優れたプラスチックであるエチレン-ビニルアルコール共重合体(EVOH)を見比べると、両者とも透明で外見はほとんど同じように見えます。しかし、EVOHの酸素バリア性はPEの1万倍以上も優れています。

PE(左)EVOH(右)

水蒸気バリア

所定の温度及び湿度の条件で、単位時間に単位面積の試験片を通過する水蒸気の量を、水蒸気透過度(Moisture Vapor Transmission Rate)といいます。

塩素バリア

殺菌効果があると言われている次亜塩素酸水を入れる袋の場合、一般のアルミラミネート袋では内側のポリエチレンが酸を通してしまい、接着部が剥がれたりアルミを侵食してピンホールが起きたりします。適切なフィルムをご提示します。